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よくみる病気

代表的な病気

脳卒中
(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)

突然に動けなくなったり、頭痛や吐き気が出たりします。命に直結する危険な病気で、予防が大切です。

当院では救急車を原則として全て受け入れ、24時間体制で緊急手術と集中治療ができます。

脳腫瘍
(おとな、こども)

神経膠腫をはじめとした悪性腫瘍、髄膜腫などの良性腫瘍があります。
腫瘍の組織型やできる場所により大きく治療方針が異なります。正確な画像診断と神経学的所見の評価、適切な手術が必須です。悪性のものは化学療法や放射線治療を併用することがあります。

当院では熟練した専門医による開頭手術と化学療法を行っています。
脳腫瘍に精通した医師が多数在籍しており、セカンドオピニオン目的の患者さんも受け付けています。

生活習慣病
(糖尿病、高血圧、脂質異常症)

動脈硬化、脳卒中の原因になります。身体の基盤に関わる病気であり、脳神経外科でも診療しています。

当院では、経験豊富な医師が、適切な予防と治療に力を入れています。

頸動脈狭窄症
(糖尿病、高血圧、脂質異常症)

動脈硬化でくびの血管が狭くなってしまいます。 生活習慣病が原因であり、脳梗塞に至る危険があります。 頚動脈内膜剥離術や血管内ステント留置術により治療します。

当院ではいずれの手術も、経験豊富な指導医が担当しています。

閉塞性動脈硬化症

動脈硬化で足の血管が細くなってしまい、歩行障害や痛みが出ます。

当院では放射線科専門医(IVR専門医、弊院顧問)が、血管内ステント留置術を行っており、
皮膚を切らずに治療します。

下肢静脈瘤

下肢の静脈が逆流して、足のだるさやむくみ、かゆみ、こむら返りなどが起きます。
見た目には単に浮腫んでいたり、表面にコブが出ていたり、さまざまなパターンになります。

当院では、認定実施医による下肢静脈瘤血管内焼灼術(カテーテル手術)を行っています。

低髄液圧症候群、
脳脊髄液減少症

あたまや背骨の中の空間(脳脊髄腔)を流れる髄液が減少したり、脳脊髄腔の圧力が低下したりして生じます。
起立時に悪化する強い頭頚部痛や、めまい、耳鳴、吐き気、しびれ、倦怠感、集中力の低下、抑うつなど、さまざまな症状を呈します。

点滴やブラッドパッチで治療します。

水頭症

頭の中に水が溜まる病気です。小児から成人まで発症し、原因はさまざまですが、外科治療が必要です。

シャント手術という、脳脊髄腔からチューブで水を逃す手術や、
内視鏡手術(第三脳室底開窓術)という手術が行われます。

二分脊椎症
(脊髄脂肪腫、脊髄髄膜瘤など)

こどもさんの背骨、主に腰椎が割れている病気です。ほとんどの方は経過観察のみですみますが、お尻や腰のあたりに陥凹やしこりがある場合は、一度は精査をしておくのが無難です。
脊髄繋留といって、脊髄本幹が引っ張られてしまっている場合、歩行障害や足の変形、排尿障害、便秘などが生じ、外科治療が必要です。