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担当医
近藤 五郎
朝戸 信行
エンドヴィーナス クロージャー システムは、
高周波の熱により下肢静脈の血管内壁を焼灼し閉塞します。
私はこれまで下肢静脈瘤の治療を2000例以上経験してきました。 的確な診断、迅速な治療は、豊富な経験により担保されるという信念のもと研鑽を積んで参りました。
私の専門はもともと(現在もですが)小児脳神経外科で、たくさんの子供たちに点滴を入れてきました。当然に赤ちゃんの細かい静脈に針を通すことにも慣れています。このため静脈瘤治療に必須で難度が高いとされるエコーガイド下静脈穿刺も得意です。あるとき、下肢静脈瘤で困っている患者さんがたくさんいるということを知り、自分の技術を活かせるのではないかと考えこの分野の修練を始めました。その結果、多くの人の笑顔に触れることができ、下肢静脈瘤治療のエキスパートとして活躍できるようになりました。
下肢静脈瘤は非常に患者さんが多い疾患です。私がいままで診てきたのは子供たちの脳腫瘍など特殊な病気が多かったですが、下肢静脈瘤については目の前でたくさんの困っている患者さんがおり、身近な病気もきちんと治療ができることに喜びを感じています。
私は様々な病気の患者さんを診ますが、下肢静脈瘤を合併して持っている患者さんはたくさんいらっしゃいますので、できるだけ健康になってもらいたいという気持ちで、ちょっとした足の異常も見落とさないよう努力していきたいと考えています。
患者さんは病気を選べませんので、医者が病気を選ぶわけにはいきません。少しでも多くの病気が治せるよう、狭い専門分野に捉われず、今後も研鑽を積んでいくとともに、いろいろな科の先生や地域の医療機関と協力し、ひとりひとりの患者さんを地域の医療者全体で守っていくという姿勢を続けたいと考えています。
また、診療科の垣根に捉われず、患者さん本位の診療を行うということは、医療法人健輝会の理念でもあります。